趣旨

 古典的QSAR,分子シミュレーション,ケモインフォマティクスなど,医薬品分子の論理的設計のための方法論が種々開発され,深化・多様化している。これらの手法を適正に使用し,創薬研究に役立てる基本的な能力を養うために,日本薬学会・構造活性相関部会を代表するエキスパートがチューターとなって,チュートリアル形式の少人数合宿セミナーを開催する。

到達目標
  • リガンドの化学構造と生理活性,生体内動態,環境中動態,物性との関係を物理化学的に考察し,より良い化合物をデザインするために,
    1. 化学構造から電子的効果,立体効果,疎水性などに関するパラメータを算出する方法を習得する。
    2. 適切にパラメータを選択し,モデル式を構築する技術を習得する。
  • ケーススタディーを通して,目的に応じたドッキングとMD計算の設定に対する考え方,解析方法を習得する。
  • タンパク質/低分子複合体の立体構造やQSAR式に基づいて「次に何をつくるか?」について熱いグループディスカッションを行うことにより,分子設計についての視点を拡大し,デザイン力を高める。

日時・場所

日 時:平成26年9月18日(木)~平成26年9月19日(金)
場 所:ニューウェルシティ湯河原
静岡県熱海市泉107
Tel. 0465-63-3721
http://www.welcity-yugawara.co.jp/

プログラム

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募集人数

約30名(最大35名)。
参加登録締切は8月8日(金)ですが、定員になり次第、受付を終了します。


参加登録費

一般学生
日本薬学会員30,000円20,000円
非会員30,000円20,000円

※参加費には,食費と宿泊費(1泊3食)が含まれます。


参加申込方法

5月1日から募集を開始します。


問い合わせ先

第1回QSAR解析ハンズオンセミナー実行委員会 代表 山下富義
〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46-29
 京都大学大学院薬学研究科薬品動態制御学分野
Tel: 075-753-4535 Fax: 075-753-4575
E-mail: qsar-handson@dds.pharm.kyoto-u.ac.jp