• はじめに

      企業で創薬におけるインシリコ技術に関わってきた経験から、インシリコ技術の特性は、目的に応じて対応できるという柔軟性と、 その結果として得られる技術の多様性であると感じている。また、この柔軟性のゆえに、fragment screening、SBDD、virtual screening、 HTSなど、企業における創薬段階での様々な創薬アプローチにおいて、インシリコ技術が創薬に必須の技術として貢献できているのではないかとも感じている。

      今回のフォーラムでは、最新の技術や動向の把握というよりも、様々な場面で応用・利用されているインシリコ技術を網羅的に提示し、 俯瞰することによって、創薬に貢献しているインシリコ技術に共通する特性とは何かを考えることにより、さらなるインシリコ技術の開発、さらに多様な場面 での応用と貢献を深化させていくことを目的とした。そのために、企業において実際に創薬に関わってきた研究者を講師として選定した。

      本フォーラムが、企業のインシリコ担当者にとって企業での実践のヒントに、メディシナルケミストにとって利用可能な インシリコ技術の理解に、アカデミアにとって企業創薬の理解と技術開発のヒントの一助になれば幸いである。


    【日時】2015年6月12日(金)  10:20-17:05
    【会場】日本薬学会長井記念館  B2階  長井記念ホール
              〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-12-15


    【事前参加登録】5月22日(金)締切
       当日参加登録はございません。参加費および懇親会費の振込みは5月31日までにお願い申し上げます。 5月31日までに振込みが確認できない場合は参加をお断りさせていただく場合がございます。また、参加人数が上限に達しましたら、 参加登録をその時点で打ち切らせていただきますので、ご了承ください。

    • 参加費  [一般] 5,000円  [学生] 無料
    • 懇親会費  [一般] 4,000円  [学生]1000円  (17:15~  長井記念館B2Fロビー)


    【主催】日本薬学会構造活性相関部会
    【共催・協賛・後援】日本化学会、日本分析化学会、日本農芸化学会、日本農薬学会、有機合成化学協会、


    【お問い合わせ】
       構造活性フォーラム2015実行委員会  事務局
           大田 雅照(実行委員長)
         〒412-8513 静岡県御殿場市駒門1-135
           中外製薬(株)研究本部  創薬化学研究部  内
         Tel: 0550-87-6722 Fax: 0550-87-5326
         E-mail: forum2015.at.qsarj.org (.at.の部分は半角の@マークに変更願います)